2020/10/11
今週の感染症状況です。(先々週⇒今週)
A群β-溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症(20⇒25)
マイコプラズマ感染症(0⇒6)
ヒトメタニューモウイルス感染症(0⇒0)
急性胃腸炎(18⇒20)
インフルエンザA型(0⇒0)
インフルエンザB型(0⇒0)
RSウイルス感染症(0⇒0)
アデノウイルス感染症(プール熱、はやり目)(0⇒0)
伝染性紅斑(りんご病)(0⇒0)
手足口病(0⇒0)
ヘルパンギーナ(0⇒1)
※流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)(0⇒1)
※水痘(みずぼうそう)(0⇒0)
※麻疹(はしか)(0⇒0)
※風疹(0⇒0)
※印の感染症の疑いのあるお子さま(水ぶくれを伴う発疹がある、顎の下が腫れて痛がる、熱が3日程度続いた後発疹が出始めた、など)は受付へ必ずお声掛け下さい。別室へご案内致します。
⇒神奈川県の感染症発生状況も併せてご覧ください。
⇒感染症♡予防接種ナビはご家族向けに専門家が監修した信頼できる情報サイトです。様々な感染症についてわかりやすく説明されていますのでご興味のある方は是非ご覧ください。
☆新型コロナウイルス感染が疑われる患者様は、
『新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター 045-664-7761』へご連絡をお願いいたします。
⇒小児の新型コロナウイルス感染症に関するQ&A 日本小児科学会
⇒小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状 日本小児科学会
☆新型コロナの影響で毎日ストレスの多い状況が続いていると思います。日本小児科学会からも子どもたちが大変なストレスの中にあり、「頑張っているみんなへ」とメッセージを発信しています。ぜひ一度お読みになってみてください。ご家族もこのストレスのなか、育児に、家事に本当に頑張っていらっしゃいますね。
☆より皆様に安心してご来院頂けるよう、院内清掃・消毒の徹底、各部屋に空気清浄機・強制換気を常に行っております。また、当院ではクリニック内全体を『デルフィーノ』にて抗菌・抗ウイルス・消臭コーティングしています。スタッフ全員毎朝検温をし、ゴーグル、マスクを着用し、手指消毒を徹底しています。
☆2歳までに接種する予防接種は最優先事項です。乳幼児がかかると重症化する病気はワクチンでなければ防げません。当院では予防接種/乳幼児健診専用の時間帯を設けています。又、院内感染対策も引き続き行ってまいりますので、予防接種を後回しにせず、積極的に接種をお願いします!接種時間、曜日も出来る限りご希望に沿いたいと思いますのでお電話でお問い合わせください。土曜午前も承ります。
☆特例措置の問診票が届いている方は区役所で行っている乳児健診が、クリニックでもできるようになりました。予防接種も一緒に行えます。詳しくはお知らせをご覧ください。
☆院内でお待ちいただく時間を少しでも短くするため、月曜、火曜、金曜日 14:30からの予防接種、乳児健診は、医師が二人(2診体制)で対応させていただきます。私、院長と、優しい女性の医師です。そのため、申し訳ございませんが、担当医師の選択はご遠慮いただいております。ご理解とご協力をお願い申し上げます。気になることは遠慮なくご相談くださいね。新しい先生のプロフィールは後日お知らせします。
・今週は、台風の影響もあり、呼吸がゼイゼイして息苦しくなるお子さまが多くみられました。季節の変わり目や台風が近づくタイミングでは呼吸障害(ゼイゼイした呼吸の音、肩を上げ下げして苦しそうに息をしている、あばら骨の間やのど元の皮膚が呼吸のたびにへこむ、鼻の穴を広げながら息をしているなど)が出やすく、この状態はとても息苦しく感じます。早めに治療を開始したほうがよい症状なので、ご注意ください。
・今年の夏は全く流行のなかったヘルパンギーナがみられました。のどがぼつぼつと赤く痛くなり、高熱が出ますが、ほとんどのお子さまが悪化することなく、数日で解熱します。特効薬がありませんが自然に治ります。出席停止にはなりません。確定診断の検査キットはなく、症状で診断をしますが、似たような症状になる病気が他にもあるので注意しなければなりません。
・先週に引き続き、胃腸炎、溶連菌が増えています。周囲の感染状況にご注意ください。