2021/1/23 今週の感染症状況です。(先週⇒今週)
A群β-溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症(0⇒4)
マイコプラズマ感染症(0⇒2)
ヒトメタニューモウイルス感染症(0⇒0)
急性胃腸炎(4⇒10)
インフルエンザA型(0⇒0)
インフルエンザB型(0⇒0)
RSウイルス感染症(0⇒4)
アデノウイルス感染症(プール熱、はやり目)(1⇒4)
伝染性紅斑(りんご病)(0⇒0)
手足口病(0⇒0)
ヘルパンギーナ(0⇒0)
※流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)(0⇒0)
※水痘(みずぼうそう)(1⇒1)
※麻疹(はしか)(0⇒0)
※風疹(0⇒0)
※印の感染症の疑いのあるお子さま(水ぶくれを伴う発疹がある、顎の下が腫れて痛がる、熱が3日程度続いた後発疹が出始めた、など)は受付へ必ずお声掛け下さい。別室へご案内致します。
⇒神奈川県の感染症発生状況も併せてご覧ください。
⇒感染症♡予防接種ナビはご家族向けに専門家が監修した信頼できる情報サイトです。様々な感染症についてわかりやすく説明されていますのでご興味のある方は是非ご覧ください。
☆新型コロナウイルス感染が疑われる患者様は、
『新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター 045-664-7761』へご連絡をお願いいたします。
⇒小児の新型コロナウイルス感染症に関するQ&A 日本小児科学会
⇒小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状 日本小児科学会
☆新型コロナの影響で毎日ストレスの多い状況が続いていると思います。日本小児科学会からも子どもたちが大変なストレスの中にあり、「頑張っているみんなへ」とメッセージを発信しています。ぜひ一度お読みになってみてください。ご家族もこのストレスのなか、育児に、家事に本当に頑張っていらっしゃいますね。
☆より皆様に安心してご来院頂けるよう、院内清掃・消毒の徹底、各部屋に空気清浄機・強制換気を常に行っております。また、当院ではクリニック内全体を『デルフィーノ』にて抗菌・抗ウイルス・消臭コーティングしています。スタッフ全員毎朝検温をし、ゴーグル、マスクを着用し、手指消毒を徹底しています。
☆2歳までに接種する予防接種は最優先事項です。乳幼児がかかると重症化する病気はワクチンでなければ防げません。当院では予防接種/乳幼児健診専用の時間帯を設けています。又、院内感染対策も引き続き行ってまいりますので、予防接種を後回しにせず、積極的に接種をお願いします!接種時間、曜日も出来る限りご希望に沿いたいと思いますのでお電話でお問い合わせください。土曜午前も承ります。
☆特例措置の問診票が届いている方は区役所で行っている乳児健診が、クリニックでもできるようになりました。予防接種も一緒に行えます。詳しくはお知らせをご覧ください。
☆院内でお待ちいただく時間を少しでも短くするため、月曜、火曜、金曜日 14:30からの予防接種、乳児健診は、医師が二人(2診体制)で対応させていただきます。私、院長と、優しい女性の医師です。そのため、申し訳ございませんが、担当医師の選択はご遠慮いただいております。ご理解とご協力をお願い申し上げます。気になることは遠慮なくご相談くださいね。
・もう少し様子を見る必要がありますが、今週の感染症の傾向として気がかりな点があります。時期的には夏の終わりから冬の初めにかけて毎年流行のピークがあるRSウイルスが、先週までは全くみられなかったのに今週は4例ありました。RSは年齢によっても症状の程度が異なり、鼻水だけで終わる子も、重い肺炎を起こす場合もあります。ウイルス同士は干渉しあい、あるウイルスが流行しているときは他のウイルスの流行が抑えられる傾向があります。去年から今年にかけてインフルエンザや他のウイルス疾患がほとんど出ていないのも、手洗い、マスク等の感染防御の努力ももちろんあるでしょうが、新型コロナウイルスの影響があることは否定できません。RSが今後増えていく場合、季節外れのインフルエンザウイルスの流行も可能性として出てきます。今後の傾向に注意が必要です。