A群β-溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症(7)
マイコプラズマ感染症(1)※ブログに病気の詳細を載せてあります。
ヒトメタニューモウイルス感染症(0)
急性胃腸炎(8)
インフルエンザA型(5)
RSウイルス感染症(0)
アデノウイルス感染症(0)
水痘(みずぼうそう)(0)
伝染性紅斑(りんご病)(4)
・今週は2日間でしたが、溶連菌感染症、インフルエンザA型の感染が増えています。家族内感染も多くなっていますので、ご家庭内での感染予防にも注意が必要です。特に乾燥は感染拡大につながるため、適度に加湿をお願いします。
・伝染性紅斑(りんご病)は、ほっぺ、にのうで、ふとももに淡い赤い発疹(紅斑)が出る、ウイルス感染症です。頬が赤くなった時点で治っています。ほとんどの患者さんが悪くならずに自然に治ります。特効薬はなく、出席停止にもなりません。しばしば紅斑はかゆみを伴うことがあるので、必要があればかゆみ止めを処方いたします。ほほが赤くなる2週間前くらいにかぜ症状が出ることが多く、その後ほっぺが赤くなるまで感染力があります。しかし、ほっぺが赤くなるまで診断がつきません。気をつけなければいけないのは、妊婦さんがりんご病になるとおなかの中のお子さま(胎児)に影響が出ることがあるため、妊婦さんが発症した場合はかかりつけの産婦人科の医師にご相談ください。