あざみ野でご開業されている大先輩、太田こどもクリニックの太田恵蔵先生から一緒に勉強しましょうと誘っていただきました。
コロナ禍でしばらく勉強会も延期や中止になっていたので、久々の勉強会でした。しかしやはり集まる事は叶わず、インターネットによる勉強会となりました。
皆様にお伝えしたいポイントを絞りに絞って2つ書きますね。
1.子宮頸がんを予防するHPVワクチンを対象年齢のお子さまは接種しましょう!!!
以前にもブログでお伝えしていましたが、HPVワクチンは癌の発症予防にやはり有効で、副反応のリスクは他のワクチンと同程度、副反応が出た場合のバックアップ体制も整っているため、対象年齢のお子さまは接種しましょう!当院でも接種しています。接種ご希望の方は事前にご連絡お願いします。ワクチンは2種類あり下にまとめました。
≪定期接種対象年齢≫
小学6年生から高校1年生の女子 ※予診票は現時点では郵送されていません。区役所でもらえます。
≪種類とおすすめの接種間隔≫
両方とも不活化ワクチンで、3回接種です。
サーバリックス(2価ワクチン)
⇒中学1年生で1回目の接種、初回接種の1か月後に2回目、初回接種の6か月後に3回目を接種。
ガーダシル(4価ワクチン)
⇒中学1年生で1回目の接種、初回接種の2か月後に2回目、初回接種の6か月後に3回目を接種。
2.ロタウイルスワクチンの初回接種は生後14週6日まで!!
ロタウイルスワクチンが定期接種化されて、予診票に予診票の有効期間が記載されていますが、誤解を招きかねないので改めて皆さんにお伝えします。ロタウイルスワクチンの1回目は2種類とも生後14週6日までです。15週以降は原則接種できません。くれぐれもご注意ください。今までのワクチンスケジュールで接種していけば問題ありません。生後2か月になったらワクチンデビュー。その時にロタウイルスワクチンの1回目を一緒にしましょう!!!
もっとお伝えしたいことはあるのですが、長いと読むのが大変なので絞って2つお伝えしました。何かのお役に立てば幸いです。